サイト制作
BtoBサイトの問い合わせを増やすフォーム改善5つのポイント
マワルくん
こんな人におすすめ
・問い合わせが増えずに悩んでいる
・フォームのどこを直すべきか分からない
・自社で改善できるところから手をつけたい
「広告も出しているし、アクセスもそれなりにある。それなのに問い合わせがほとんど来ない」——BtoBサイトのご相談で、もっとも多いお悩みのひとつです。
原因はさまざまですが、見落とされがちなのが問い合わせフォームそのものの設計です。せっかく興味を持って訪れたユーザーも、入力が面倒なフォームの前では簡単に離脱してしまいます。この記事では、明日から見直せる5つの改善ポイントを、考え方とあわせて解説します。
この記事を監修した人
オンライン/オフラインを問わず、集客を中心としたマーケティング施策に強みを持つ。事業のゴールから逆算した戦略設計と、その実行・改善までを一気通貫で支援している。Web広告運用、SEO、サイト制作、データ計測設計まで領域を横断し、施策の優先順位を事業インパクトから判断することを得意とする。支援実績は BtoB・BtoC 双方にわたり、スタートアップから上場企業まで幅広い規模の事業成長に伴走してきた。
詳しく見る→
この記事のゴール
「フォームのどこを直せば問い合わせが増えるのか」を、優先順位をつけて判断できるようになること。専門知識がなくても、今日からチェックできる観点に絞って解説します。
なぜ「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」のか
コンバージョン(問い合わせ)に至るまでには、ユーザーがいくつものハードルを越えています。そのうち最後の関門がフォームです。どれだけ良いサービスでも、フォームの使い勝手が悪ければ、ユーザーは「また今度でいいか」と離れてしまいます。
一般的に、フォームの入力開始から送信完了までの離脱率は5〜7割とも言われます。逆に言えば、フォームを磨くだけで問い合わせ数が大きく伸びる余地がある、ということです。
ポイント1:入力項目は「本当に必要な分」だけに
フォーム改善でもっとも効果が出やすいのが、入力項目の削減です。項目が1つ増えるごとに、ユーザーの負担と離脱率は確実に上がります。
「とりあえず聞いておきたい」で増やした項目は、思い切って削りましょう。判断の目安は次のとおりです。
- 最初の問い合わせ段階で、本当にその情報が必要か
- 商談・返信の中で後から聞けば済む情報ではないか
- 必須にすべきか、任意でよいか
たとえば、以下のように見直すだけでも入力のハードルは大きく下がります。
ポイント2:スマホでの入力ストレスをなくす
BtoBであっても、いまや初回接触の多くはスマートフォンです。スマホでの入力体験を軽視すると、それだけで機会損失につながります。
- 入力欄をタップしたとき、内容に合ったキーボード(メール欄なら半角英数、電話番号なら数字)が出るようにする
- ボタンや入力欄は指で押しやすい十分な大きさを確保する
- 郵便番号からの住所自動入力など、入力補助を活用する
「自分のスマホで実際に入力してみる」——これだけで改善点はいくつも見つかります。
ポイント3:エラーは「その場」で優しく伝える
送信ボタンを押してから「未入力の項目があります」と画面上部に戻される。これはユーザーがもっともストレスを感じる瞬間です。
エラーは「送信後にまとめて」ではなく、「入力したその場で、該当する欄のすぐ近くに」表示する。これがEFO(入力フォーム最適化)の基本です。
あわせて、エラー文は「正しく入力してください」のような冷たい表現ではなく、「メールアドレスに@が含まれていません」のように、何をどう直せばよいかが分かる言葉にしましょう。
ポイント4:送信ボタンの心理的ハードルを下げる
意外と見落とされるのが、送信ボタンの文言です。「送信する」よりも、その先に何が起きるかが伝わる言葉のほうが、ユーザーは安心して押せます。
- 「無料で相談する」「資料を受け取る」など、得られる価値を示す
- ボタン周辺に「1営業日以内にご返信します」「しつこい営業はしません」など不安を消す一文を添える
- 個人情報の取り扱いへのリンクを近くに置く
ポイント5:離脱を計測して改善し続ける
フォーム改善は一度で終わりではありません。「どこで離脱しているか」を計測し、仮説と検証を繰り返すことで、はじめて成果が安定します。
最低限、次の3つは見られるようにしておきましょう。
- フォームページの到達数(どれだけの人がフォームまで来たか)
- 入力開始数(実際に入力を始めた人の数)
- 送信完了数(コンバージョン)
「到達はしているが入力が始まらない」ならフォーム手前の説明やデザインに、「入力は始まるが完了しない」なら項目数やエラー表示に課題がある、といった切り分けができます。
まとめ:フォームは「最後のひと押し」
フォームは、ユーザーが行動を起こす最後のひと押しの場所です。だからこそ、わずかな改善が問い合わせ数に直結します。
今回ご紹介した5つのポイントは、どれも大がかりな開発を必要としません。まずは「自社のフォームを自分で入力してみる」ところから始めてみてください。
「どこから手をつければいいか分からない」「改善したいが社内に人手がない」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。waltsuでは、フォームの診断から改善・運用までを一気通貫でご支援しています。
この記事のまとめ
- 入力項目は本当に必要な分だけに絞る
- スマホでの入力体験を最優先で整える
- エラーは入力したその場で、分かりやすく伝える
- 送信ボタンは「価値」と「安心」を伝える
- 離脱を計測し、改善を続ける